2011年4月26日火曜日

民主党県連:友近氏を中心に参院選実務準備??方針確認 /愛媛

 民主党県連は27日、松山市内で常任幹事会を開き、候補がまだ決まっていない今夏の参院選について、選挙対策本部長代行の友近聡郎参院議員を中心に選挙体制の実務的な準備作業を先行して進めていく方針を確認した=写真。
 候補者選考について、加藤敏幸県連代表は「最終的な調整に入っているが、もう少し待ってほしい」と述べた上で、「候補者が決まればスタートダッシュできるよう準備していきたい」と語った。
 また、4月25日に地域政策会議を開催し、県歯科医師会と意見交換することを明らかにした。【栗田亨】

3月28日朝刊

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引用元:arad rmt

2011年4月20日水曜日

AION開発者インタビュー,AION 2.0を機に全世界統一仕様

 日本では7月17日でサービス1周年を迎えた「The Tower of AION」,韓国では過去再大規模の拡張となるAION 2.0がすでに実装されて話題となっている。そんなタイミングでNCsoftからAIONの開発者イ?ジホ氏が来日し,AIONの今後のコンテンツや世界展開について話を聞くことができた。以前行ったインタビューでも紹介したとおり,イ?ジホ氏はAION開発のワールドデザインディレクターを務めていた人物だが,現在では新たに設置された海外開発チームを率いているという。ここでは,海外開発チームの設置によってなにが変わるのか,そしてAION 2.0を機に変わってくるゲームの方向性やアップデートの詳細について紹介してみたい。


NCsoft AION Global Development Team / Team Leader イ?ジホ(Lee JIHO)氏
4Gamer:
 本日はよろしくお願いいたします。
 日本のサービス開始から1年ということで,これまでのサービスを振り返ってみていかがですか。

イ?ジホ氏:
 韓国のほうでは,さらに1年経過しているんですけれど,あっという間に1年過ぎたなと思うほど,慌ただしい1年でした。日本で,新たに1周年を迎えたということで,非常に感慨深いと思っています。

4Gamer:
 AIONは現在韓国でトップクラスの人気ゲームになっていますよね。MMORPGだと先行タイトルが有利で,大きな勢力を持っているゲームのほとんどは,かなり初期に始まったタイトルなわけですが,比較的最近始まったタイトルで目覚ましい結果を出されています。その理由はどの辺にあるとお考えですか。

イ?ジホ氏:
 まずは,弊社のリネージュでやリネージュIIといった大きなタイトルによる,会社のブランドパワーというのが根底にあったのではないかと思います。弊社の場合は,製品を早く市場に出すことよりは,とにかくクオリティを高めることに手間をかけています。ですので,そういう風に時間をかけてクオリティを確保したことが,よい結果に繋がったのではないでしょうか。
 AIONの場合,具体的に「この部分がすごくよかった」と大きな特徴があって,そこが受けているゲームというよりは,MMORPGの基本的な部分が,全体的にバランス良く取り込まれているということが,人気に繋がったのではないかと思います。

4Gamer:
 これは,韓国でサービスを始める前から,このくらいの反響はあるだろうと見込んで開発していたのでしょうか。

イ?ジホ氏:
 正直,予想を上回る反応でした。その当時は,韓国のMMORPGマーケット自体も,決していい状態ではありませんでしたし,そんなに大きな反響を受けるとは予想しなかったんです。ですが,実際にスタートしてみたら本当に多くの方が参加してくださって,嬉しい結果となりました。

4Gamer:
 当時韓国では,MMORPGではなくて,カジュアルゲームであるとか,FPSであるとか,むしろ小さめなゲームのほうに業界全体が流れていましたよね。その中で,大きなMMORPGを出したというのは,会社の方針なんですか?

イ?ジホ氏:
 その辺に関しては,いついつ市場に出す,というのを先に考えたというよりは,ずっと前から準備していて,それがやっと完成し,完成したから市場に出しただけで,周辺の状況というのを最初から考慮していたわけではありません。

4Gamer:
 韓国以外の地域,日本?欧米?中国,台湾などでは若干苦戦気味と聞いています。どの程度苦戦気味なのかは分かりませんが,そのあたりの状況と原因について,何か考えていることがあれば聞かせてください。

イ?ジホ氏:
 正確な原因については,私ではお答えできないと思いますので,今から申し上げるのはあくまで個人的な意見です。
 まず,韓国の場合はプレイヤーの意見を聞いて,それをすぐにゲームに反映できるスピードを持っているということですね。また,韓国では,開発者,つまり多くのスタッフがいて,問題にすみやかに対応できる,そういった仕組みができています。つまり,それだけ多くの人を投入して対応しているということです。しかし,海外の場合はプレイヤーの意見を聞いて,それを修正し,ゲームに反映するまでかなりの時間がかかっているのです。
 それと,AION1.9バージョンまでは,すべての国に対して同じオプション,同じ内容でサービスをしていましたので,その国ごとのニーズというものに対応できませんでした。私が思うには,こういった部分が大きな要因だったのではないかと思います。

4Gamer:
 いろいろ問題が起きたときにスピーディに対応できるとのことですが,日本での状況は,サービスが始まった途端に,トラブルの連続になっていました。その辺は韓国NCsoftさんから見てどうだったのでしょうか。

イ?ジホ氏:
 日本だけでなく,いろんな国で一緒にサービスをしていますので,その部分に関しては開発ではどうしようもない状況でしたが,本当に残念でした。今までは,とにかくゲーム本体を開発することに集中していましたので,ほかの部分に力を割くことができなかったんですね。
 しかしこれからは,そういった問題を解決することに集中したいということで,海外開発チームを新たに結成しました。

4Gamer:
 新しく作られた海外開発チームというのは,何をするところなのか教えてください。

イ?ジホ氏:
 今までは,海外のプレイヤーのニーズを積極的にゲームに反映することができませんでした。ですので,海外のそういったユーザーの意見を取り入れたり,海外の嗜好にあったものを作る必要性がかなり大きくなり,開発チームの中に,海外開発チームというのを別途作って,海外に対応することになりました。

4Gamer:
 現在,AIONはいくつかの地域でサービスされているわけですが,地域ごとの特色とか要望とかで違いはありますか。

イ?ジホ氏:
 もちろんあります。例えば,PvPの場合も,国ごとにPvPを楽しんでいる国もありますし,あまり楽しまない国もありますよね。例えば,アメリカとヨーロッパを比較しますと,ヨーロッパのほうがPvPや,要塞戦を楽しんでいるという傾向があります。つまりヨーロッパの人のほうが攻撃的な傾向があるということです。それに反して,日本の場合はお互いが殺しあうということよりは,そうじゃないというものを望んでいるということです。
 また,アメリカでは一人でプレイをする人というのが,かなり見受けられます。ちょっと入ってきて,クエストを一つか二つこなして,ログアウトするという傾向の人が多いんですよね。パーティプレイはアメリカでは好まれていないような気がしますね。それから,1回ログインをしてプレイをする一人当たりの時間なんですけれど,西洋の人よりも東洋の人のほうが若干長いという傾向があります。

4Gamer:
 AIONのコンセプトは,PvPvEということで,対人戦がどうしても中心になっているわけですが,そういうPvPを好む人と好まないという人がいるということに関しては,どのように対応されますか?

イ?ジホ氏:
 楽しみ方というのは人によって違います。実は,ゲームを作った当時の予想とは非常に違った調査結果が出たことがあります。当初,RvRを好む人ばかりが集まると思っていたのですが,実際分析をしてみたら,そうではない人もゲーム内に大勢いたのです。
 ゲームのコンテンツには,かなりこだわっていますので,RvR以外のコンテンツもかなり用意してあります。ですので,RvR以外のコンテンツを好む人,楽しむ人というのが,予想よりも多かったということですね。とくにクエストの場合は,日本やアメリカのほうが,韓国よりも好まれているような気がします。

4Gamer:
 1.9までは,同じバージョン,同じ内容でやっていて,ということをさっきおっしゃっていたんですが,それ以降は少し変えているということでしょうか。日本では,一部のダンジョンでちょっと違いがあったと思うのですが,そういうのを世界的に行われている部分がある
引用元:アトランティカ rmt

2011年4月10日日曜日

「RO」不正アクセス事件の民事訴訟,東京地裁で330万円の

 当サイトでも以前お伝えしたとおり,MMORPG「ラグナロクオンライン」で,上司のアクセス権限を盗用してゲーム内通貨を不正に作り出した職員(当時)に対し,ガンホー?オンライン?エンターテイメントは2006年11月6日に,東京地方裁判所に民事事件として提訴した。これは,「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」違反の刑事判決(東京地裁,2006年10月24日,懲役1年執行猶予4年)とは別のもので,以前の記事でも引用したが,訴件は以下のとおりだ。



当社が多年にわたる運営の努力の末作り上げたオンラインゲームとその信用,評判,人気を悪用し,当社の社会的評価?企業評価を著しく低下させました。同時に,一連の行為は幅広いメディアにおいても報道されており,多方面へ重大な影響をきたしております


 これに対して損害賠償請求がなされ,その金額は



信用毀損および機会損失,その他諸費用の合計


として,7486万円となっていた。



 「TBS News i」が報じたところによれば,本日(10月23日)東京地方裁判所はこの職員(当時)に対し,330万円の支払いを命ずる判決を下した。ガンホー側の主張に対しては,事件と売上減少との因果関係は認められないものの,原告の信用を傷つけたとしている。つまり「機会損失」は認められず,「社会的評価?企業評価の低下」が認められた形だ。

 なおこの件に関して,ガンホーのIR部門担当者は「まだ判決文が届いていないので,何もコメントできません」と述べつつ,「判決文到着後に社内で対応協議を行う」とした。



 機会損失を直接に立証することはたいへん難しいと思われるが,それが皆無であったとも,正直考えにくい。また,ガンホーの過去の発表によれば,被告が作り出したゲーム内通貨の売却益は5800万円以上とされており,この売却益は刑法の一般規定における「犯罪による利益の没収」の対象にはなっていない。もちろんそれは,ガンホー側の機会損失額とはまったく別のものなのだが,結果として今回の判決でも,被告が不正に得た「利益」は,ほとんど手つかずの状態となっている。

 新しいタイプの犯罪だけに,然るべき決着を求めるのが難しいのは確かだが,依然として社会的な不公正は是正されていないようにも思える。さしあたり,今後のガンホー側の対応が注目されるところだ。

引用元:レッドストーン rmt